専門は違っても互いに探究者同士。本気の研究(問い)に本気のコメントで、
(日頃、つい横置きしがちな)学問の灯火をキープしませんか?
京都大学の研究者が一同に集う
研究ポスター発表大会
所属組織や専門名だけで内容を判断してしまいがちな先入観を取り除き、本音で意見交換するための数々の工夫をとりいれた100名規模の研究ポスター発表大会。
研究テーマ(己の問い)はアウェーでこそ磨かれるとわかった研究者が集まる場です。
1つの画像と
3つの質問に答えるだけ
口頭発表はなく、「1つの写真」と「3つの設問」を掲示しあい、匿名でコメントし合うスタイル。ポスターの印刷掲示は事務局が。ポスター前の立ち番も不要。開催期間中、都合のいいときに会場へ!
多様な人が大集合
一日ごとに様々なセッションも
同時進行 で様々なセッションやシンポジウムを開催し、匿名だけでなくリアルな出会いも創出。企画後は、希望に応じ研究者同士のマッチングや、オフ会としての交流会も。さらに研究者カタログともいえる小冊子も作成。
2025年1月27日月-31日金
10:00-18:00
初日は12時から。28,29日は19時、30日は20時まで。最終日31日は17:30まで
★ 研究テーマ掲示者の方は、期間中、いつでもご都合のよいときにいつでもお立ち寄りください(ポスター前の立ち番は不要。ポスターの印刷、掲示も事務局が実施)
四の五の言わず
とっととエントリー
したい方!
京都大学 百周年時計台記念館2F
国際交流ホールI
東一条
東大路
正門
時計台
カンフォーラ
京都大学教員、研究者
分野、職位、有期/無期、問わず!
*本企画では学生・院生は対象外としますが、
今後、学生・院生を対象とした別企画の実施の可能性も視野に入れております。
(2024/12/13付記)
先着100名
※先着順/定員に達し次第受付終了
ちなみに、ご来場は、学内外の研究者、
一般の方、企業、行政など、どなたでも❕️
参加費無料、予約不要。京都大学 現役研究者の生の「問い」のシャワーをぜひ浴びに来てください!
研究者、企業の方、学生・院生、加えて探究学習に熱心な小中高生、そしてその教諭の方、パパママも多いです。
また、ライター、アーティスト、歌人など表現を生業とするかたも。
スケジュール
● Openingや各SpecialSession:
研究テーマ掲示者を招待し気軽にディスカッション。
● 問いの交差点:
初対面同士の研究者が他己紹介。分野も世代もすべて超えた理解が深まります。
● Keyword Session:
研究テーマ掲示者の中から、研究キーワードが近しい研究者を集めて徹底議論。
同じ目標で異なる方法の他分野から学ぶことは多い。
● ぺちゃくちゃタイム:
おもしろかった研究テーマの番号をその場にいるみんなで共有
「せっかく会場に行くから、新たな出会いを期待したい!」
「ポスターをみて感じたモヤモヤを吐き出したい」
● How to 100人論文:
「私の大学でも匿名制ポスター発表をやってみたい!」「うちの大学でやった100人論文にコメントにアドバイスほしい!」という方が参加し、そのノウハウを検討する会です。そこに研究者も混ざっての交流します。(本学以外の他組織の方は要申込み)
● ワルワルナイト:
京都の企業、または本学にゆかりある企業の方との本学研究者がゆるい大交流会を実施。たくさんの方と出会う仕組みを詰め込んだ純粋に出会いを楽しむ企画です。研究者の方は「事前エントリー」にて。参加希望の企業の方は下記の詳細より。
(ぺちゃくちゃ、ワルワル以外の)セッションの登壇者は、事務局からお誘いします。なお、見学、視聴はどなたでも!
この「京大100人論文」の活用の仕方
磨く
掲示した自分の問いにコメントをもらえる。嬉しくてまた研究を頑張れる!
研究における自分の”問い”自体の立ち位置を問う機会になりました。
(環境学Tさん)
共同する・助け合う
"学際"と言われると二の足を踏むが、自分の知識や方法が他の分野の研究者の役に立てるなら…!
ただの交流イベントではない。大学のあり方を変えるための挑戦だと気づきました。
(医学Mさん)
出会う
グループセッションやぺちゃくちゃタイムに参加して、自分の問いに関心のある人と話せる!
他の分野の人と出会って、視野が広がる。新しい研究が始まる予感がします
(看護学Oさん)
研究ポスター申請 詳細
京都大学教員、研究者
分野、職位、有期、無期、問わず
*本企画では学生・院生は対象外としますが、
今後、学生・院生を対象とした別企画の実施の可能性も視野に入れております。
(2024/12/13付記)
(先着順。事前エントリーした時点で100件に達していなければ即採択)
100件
2024年11月26日火〜2025年1月15日水 正午
これからしたいことや、今抱える苦労や難点等に関係させて、求めたいアドバイス、話し合いたいトピックを質問形式で。
(200文字)
前例・類似研究にも軽く触れつつご自身の研究活動を記載。加えて、これからの目標やねらいどころ、攻め方についても。(300文字)
①
みなに問う!
②
わたしが追っている不思議
③
これまでやってきたこと、
やろうとしていること。
研究テーマや関心事をよくあらわす1枚の写真を掲載。その下に最大47文字でタイトルと3つのハッシュタグ(コラボ用)
研究者としての核心や原点にある問い(テーマ)を「不思議」の形でお書きください。(300文字)
事前エントリー制
研究テーマの掲示を申請しよう!とお考えの研究者は、
まず直ちに「事前エントリー」して、ポスター掲示場所を確保。
その後、期日までじっくり考えて本申請]
事前エントリーは、お名前、メアド、キーワードの登録程度。1分で終了
主 催
京都大学 学際融合教育研究推進センター
学術研究展開センター
共 催
国際高等教育院、成長戦略本部
協 力
[募集] 広報等、ご協力いただいた企業の方はロゴ掲載させていただきます。
ご寄付のお願い
4年ぶりのリアル開催となるこの2024年度「京大100人論文」は、
学術研究展開センターとの共同事業として学内予算を確保し開催するに至りました。
ですが、このような毎年毎年の綱渡り運営は非常にリスクが伴います。
本学の研究者同士で真摯に研鑽し合う土壌づくりのための挑戦を続けて、
来年も本企画を実施していきたい!何卒ご支援のほど、節にお願い申し上げます
ご寄付頂きました企業、個人の方は、この箇所にお名前掲載させていただきます(掲載不可も可))
→ 京大学際センターを支援する異分野融合基金のサイトへ
(クレジットカード、銀行振込、ペイジー決済も可。1,000円から)
FAQ
どのような研究者が参画することを想定していますか?
以下のような研究者にぜひ!
・ 自身の研究テーマについて多角的かつ本質的な意見がほしい
・ まだ見ぬ出会いにワクワクし、思いもよらなかった新しい発見を求めたい
・ このような企画に集う研究者らのコミュニティに参加しておきたい
・ 本企画に訪れる企業と共同研究につながれたらいい
研究テーマ掲示者はずっと会場にいなきゃいけないのですか?
違います。5日間の開催期間中、いつでも都合のよいときにお立ち寄りくだされば結構です。
なお、期間中に様々なセッションを実施します。2週間前には、「・・・というテーマでグループセッションに参加いただけませんか?」と案内するので、都合が付けば、そのときぜひご来場いただきたいです。
どんな研究者が、集まってきていますか?
本学にはこのようなエッジーな取り組みに共感する研究者は多数いるはずです。それに、今回は広く広報をすることもそうですが、共催組織の職員の方、URAの方々の「推し研究者」を集めることにこだわっています。つまり、このポスター大会に参加する研究者は、オープンマインドでフットワークの軽いエッジーな研究者と、誰かの「推し」研究者から構成されるというわけです。これだけで、かなりワクワクしませんか?
研究テーマの機密保持は?
盗まれて困るようなテーマは提出しないようお願い申し上げます。なお、本企画の主旨は、自分の考えを公開し広くフィードバックをもらうことで、内容を磨き、より優れたものにすることにあります。
Can I apply for my research topic in English?
Applications in English are acceptable. But we are very sorry that the detailed explanation on this website is only in Japanese.
学生・院生ですけど、応募は可能ですか?
すいません。今回は教員・研究者に限ってます。理由の一つは、企業との共同研究の可能性もあること、そして、あくまで、「プロ研究者同士の研鑽の場」というコンセプトをぶらせたくないためです。
でもご安心ください! この企画が成功したら、次は、学生・院生のみの100人論文の実施も可能です。
他大学でも「100人論文」って見たことあるが・・・
よくぞ聞いてくれました!
分野不問で匿名制、3つの質問に答える形式の研究者ポスター大会「100人論文」は、京都大学で2016年に初回実施以来、他に類を見ない取り組みとして注目され、口コミのみで広まり、下記のように30組織以上で実施されました!
[大学]: 茨城大、筑波大、上智大、東大、横国大、神奈川大、名大、名市大、新潟大、関西大、立命館大、広島大、愛媛大、山口大、静岡大、熊本大、琉球大学、他
[学術機関]: JSTサイエンスアゴラ(2020〜2023)、日本学術会議関西支部、公益財団法人国際高等研究所、本庄国際奨学財団、国際交流基金、他
このように、「100人論文」は、明らかに学術対話のロールモデルとなっており、我が国全体の研究力強化に貢献しているといえます! なお、2020年には「100人論文実施マニュアル」を作成し、問い合わせのあった大学に無料で配布し広くノウハウの提供もしております。ご感心あれば、お問い合わせフォームより
この分野不問で匿名制のポスター発表の意味って?
▶ 参画した研究者にとって
他分野からコメントをもらい、存在すら知らなかった語彙や視点を得ることで研究の幅が広がると同時に、自身の研究の立ち位置の確認にもなる。加えて、自分の研究テーマに様々な反応があるという「喜び」を得、また前向きに研究を頑張れるようになる。
▶ 来場者にとって
知的好奇心が満たされるだけでなく、「役立つかどうか」とはまた異なる学術研究の意味(価値)を体感することができる。また、探究学習に熱心な小中高生やその教諭、両親が多数来場しており、学術や大学とのつながりを感じられる。
▶ 我が国の学術界にとって
ややもすると直接的に役立つ研究に傾向しがちで、業績競争に陥りがちな学術界。そういう状況に違和感を持つ研究者が、業績はもとより分野を超えて己のテーマを研鑽し合う場を創出することで、学問の豊かな土壌づくりに大いに貢献することになっている。
ところで、なんで「100人論文」って名前なの?
・・・ 話せば長いので、企画当日、担当までお声がけください。